お祭りカレンダー(7月)
ご注意
- 掲載されている情報は,本校執筆時点のものです。開催日,参加条件,参加費用などは誤りや変更により,実際と異なる場合がありますのでご留意ください。
- 自然災害の影響やその他諸事情により,祭りやイベントが中止・内容変更される場合があります。お出かけの際は,必ず最新の公式情報を確認ください。
■ 7月1日
- 鳥越神社 水上祭形代流し
毎年7月1日に行われる鳥越神社(東京都台東区)の神事。名前と年齢がかかれた形代を,御座船につみ柳橋河岸より隅田川を囃子の音も賑やかに東京湾沖へ下る。御座船では,水上祭が執り行われ、無病息災や寿命長久を祈念する。 - 博多祇園山笠(〜15日)
毎年7月1日から15日に行われる櫛田神社(福岡県福岡市)の神事。最終日の未明には関係者が参列して櫛田神社祇園例大祭が執り行われ,近隣の町で構成される「流」(ながれ)ごとに山笠を奉納したのち,山笠を所定の順路を競って巡行する「追い山」が行われる。各地に伝わる素戔嗚尊に対して奉納される祇園祭の一つ。博多どんたくとともに博多を代表する祭りである。国の重要無形民俗文化財に指定されている。
【関連サイト】https://www.hakatayamakasa.com - 祇園祭(〜31日)
毎年7月1日(吉符入)から31日(疫神社夏越祭)まで行われる八坂神社(京都府京都市)の祭礼。貞観年間(9世紀)より続く京都の夏の風物詩。1か月にわたって多彩な祭事が行われる。
【関連サイト】https://kyoto-design.jp/special/gionmatsuri/schedule
- 神輿洗 : 7月10日
- 宵山(前祭) : 7月14日 – 16日
- 山鉾巡行(前祭): 7月17日
- 神輿渡御(神幸): 7月17日
- 宵山(後祭) : 7月21日 – 23日
- 山鉾巡行(後祭): 7月24日
- 神輿渡御(還幸): 7月24日
- 花傘巡行 : 7月24日
- 神輿洗 : 7月28日
■ 7月6日
- 入谷朝顔まつり(〜8日)
毎年,7月6日から8日までの3日間,東京都台東区下谷の入谷鬼子母神(真源寺)とその界隈で開催される朝顔祭り。
【関連サイト】https://www.asagao-maturi.com
■ 7月13日
- 佃島の盆踊り(〜15日)
毎年7月13日から15日までの3日間,東京都中央区の佃島地区にて執り行われる江戸時代からの形を伝える盆踊り。無縁仏の供養・回向のための行事で,念仏踊りとも呼ばれる。東京都指定無形民俗文化財。 - みたままつり(〜16日)
お盆の時期(毎年7月13日〜16日)に行われる靖國神社(東京都千代田区)の神事。東京の夏の風物詩として30万人以上の参拝者で賑わう。境内に数多くの献灯を掲げて,国のために尊い命を捧げられた英霊を慰める。
■ 7月20日
- すもも祭 東京都府中市・大国魂神社
■ 7月24日
- 天神祭(6月下旬吉日〜7月25日)
大阪天満宮で開催される天神祭。6月下旬吉日〜7月25日の約1か月間に亘り諸行事が行われる。日本三大祭りの一つ。7月24日が宵宮(宵宮祭・鉾流神事・獅子舞氏地巡行)。25日が本宮(本宮祭・神霊移御・陸渡御・船渡御・奉納花火)。特に25日の本宮の夜は,大川(旧淀川)に多くの船が行き交う船渡御が行われ,奉納花火があがる。 大川に映る篝火や提灯灯り、花火などの華麗な姿より火と水の祭典とも呼ばれている。
【関連サイト】https://tenjin-matsuri.com
- 6月下旬吉日:装束賜式(天神祭神事始め)
- 6月下旬:船割り、浴衣販売
- 7月7日:天満天神七夕祭(天神祭前儀)
- 7月11日:船渡御事始式
- 7月15日:葦奉納式
- 7月18日前後:台搦み
- 7月21日前後:本社神輿蔵出し
- 7月22日:伏見三十石船献酒祭
- 7月23日:宵々宮(俗称),御羽車巡幸,庖丁式
- 7月24日:宵宮、鉾流神事,催太鼓宮入,獅子舞宮入
- 7月25日:本宮、夏大祭神事,神霊移御祭,陸渡御,船渡御,還御祭
■ 7月28日
- 目黒不動尊 縁日(毎月28日) 東京都目黒区・目黒不動尊
■ 7月上旬
- 成田祇園祭(7月7日〜9日直近の金〜日曜)
旧来の開催日(7月7・8・9日)の直近である金・土・日曜日に,千葉県成田市にて開催される祭礼行事。成田山新勝寺の宗教行事である「成田山祇園会(なりたさんぎおんえ)」の期間に合わせて開催される。成田山祇園会とは,新勝寺の本尊「不動明王」の本地仏である「奥之院・大日如来」の祭礼である。成田祇園祭は,成田山と旧成田の全町が参加する大規模なもので,大日如来を「ご尊体」とした御輿が渡御し,合わせて10台の山車や屋台が一斉に繰り出す。
■ 7月中旬
- 佐原の大祭・本宿祇園祭(7月10日以降の金曜・土曜・日曜日) 千葉県香取市・八坂神社
- 御園神社 例大祭(7月第3土曜・日曜日) 東京都大田区・御園神社
- 自由が丘盆踊り大会(海の日とその直前の土曜・日曜日) 東京都目黒区・自由が丘駅前ロータリー特設会場
- 海の日(7月第3月曜日)
平成7年(1995年)に「国民の祝日」の一つとして7月20日が「海の日」に制定され,平成8年(1996年)から実施。祝日化される前は「海の記念日」と呼ばれていた。海の記念日,明治9年(1876年),明治天皇の東北地方巡幸の際、従来の軍艦ではなく灯台巡視船「明治丸」により巡行をされ,7月20日に横浜港に入港された史実から,昭和16年(1941年)に当時の逓信大臣・村田省蔵が提唱して制定された。
平成15年(2003年)の祝日法の改正(ハッピーマンデー制度)により,7月の第3月曜日となる。国民の祝日に関する法律では「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」ことを趣旨としている。
■ 7月下旬
- 川崎大師 風鈴市(7月20日前後) 神奈川県川崎市・川崎大師平間寺境内
- 徳持神社 例大祭(7月20日前後の週末) 東京都大田区・徳持神社
- 羽田神社 夏季大祭(7月最終金〜日曜日) 東京都大田区・羽田神社
- 隅田川花火大会(7月最終土曜日)
毎年7月最終土曜日に,東京都の隅田川沿い(台東区浅草(右岸)・墨田区向島(左岸)周辺)の河川敷において行われる花火大会。8月に開催される江戸川区花火大会とともに東京二大花火大会の一つに数えられる。
【関連サイト】https://www.sumidagawa-hanabi.com - 尾張津島天王祭(7月最終土曜日〜翌朝)
愛知県津島市と愛西市に伝わる津島神社の祭。初回開催は室町時代と伝わり,江戸末期の東海道名所図会には「津島祭」と記載されている。元は旧暦の6月14日と15日に行われていた。「尾張津島天王祭の車楽舟行事」として重要無形民俗文化財に指定されている。また,「山・鉾・屋台行事」としてユネスコの無形文化遺産に登録された。大阪の「天神祭」,厳島神社の「管絃祭」と並び日本の三大川祭の1つに数えられる。
【関連サイト】https://www.city.tsushima.lg.jp/shokai/matsurikyoudo/tennnoumaturi/index.html - 女塚神社 例大祭(7月下旬の土曜日〜日曜日) 東京都大田区・女塚神社
- 文京朝顔・ほおずき市(7月下旬の土曜日〜日曜日) 東京都文京区・小石川地区
- 品川納涼祭(7月下旬の土曜日〜日曜日) 東京都品川区・西大井広場公園
五節句・二十四節気
■ 五節句
- 七夕(7月7日)
五節句のひとつ。七夕(しちせき)の節句,笹の節句とも呼ばれる。「たなばた」ともいい,7月7日の夜に行われる星祭りとして,織姫と彦星の出会いを祝う。短冊に願い事を書いて,笹の葉に結びつける習慣は現在でも行われている。節句料理として,裁縫の上達を願い素麺が食されることもある。
■ 二十四節気
- 小暑(7月7日頃)
二十四節気のひとつ。7月7日頃。梅雨明けが近付き,暑さが本格的になるころ。暦便覧には「大暑来れる前なればなり」と記されている。 - 大暑(7月23日頃)
二十四節気のひとつ。7月23日頃。快晴が続き,気温が上がり続けるころ。暦便覧には「暑気いたりつまりたるゆえんなればなり」と記されている。