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概要
5月の第3土曜日を基点とした木曜〜日曜日に開催される浅草神社(東京都台東区)の例大祭。正式名称は「浅草神社例大祭」。明治時代に入るまでは(神仏分離の前は),浅草寺の祭り(観音祭)として行なわれていました。近年では200万人以上の来場者が訪れる年もあり,浅草一帯は担ぎ手と観衆の熱気に包まれます。
基本情報
名称 | 浅草神社例大祭(三社祭) |
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開催場所 | 浅草神社 |
住所 | 〒111-0032 東京都台東区浅草2丁目3−1 |
開催日 | 毎年5月の第3土曜日を基点とした木曜〜日曜日 |
内容 | 浅草神社には現在3基の神輿があり,一之宮には土師真中知命,二之宮には檜前浜成命,三之宮には檜前竹成命の御神霊を移し町内を練り歩きます(御輿はかつて7基存在しましたが,米軍の空襲により焼失)。 現在の三社祭は,浅草神社の氏子44ヶ町会と浅草神社奉賛会により運営され日程は4日間となっています。 ■ 初日(木) ・本社神輿御霊入れの儀 本社神輿へ浅草神社の御神霊を移す儀式 ■ 2日目(金) ・大行列 浅草芸者,鳶頭木遣り,田楽,手古舞,白鷺の舞などが行列をつくって浅草の町を練り歩きます(雨天中止) ・びんざさら舞奉納(社殿・神楽殿) 「びんざさら舞」と呼ばれる田楽が奉納されます(雨天の場合,神楽殿の奉納は中止) ・各町神輿神霊入れの儀 各町会の神輿へ御神霊(おみたま)をお移しする儀式 ■ 3日目(土) ・例大祭式典 ・氏子各町神輿連合渡御 浅草氏子44ヶ町の町内神輿約100基の渡御。浅草寺本堂裏広場に参集した神輿が一基ずつ発進し,浅草神社でお祓いを受けたのち各町会を渡御します。 ・子之宮渡御 子供神輿の渡御。各町会より選出された子どもたち(各町会2名,合計88名)が,社殿前から大鳥居の外までを往復します。 ・巫女舞奉奏(神楽殿) ■ 最終日(日) ・宮出し〜本社神輿各町渡御〜宮入り 本社神輿3基が各町会を渡御します。 ・巫女舞奉奏(神楽殿) ・奉納舞踊(神楽殿) ・太鼓奉演(境内) ・本社神輿御霊返しの儀 本社神輿の宮入り後,本社神輿の御神霊を本殿へ戻す儀式 |
最寄り駅 | 東京地下鉄銀座線「浅草駅」より徒歩7分 都営地下鉄浅草線「浅草駅」より徒歩7分 東武伊勢崎線「浅草駅」より徒歩7分 首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス「浅草駅」より徒歩10分 |
主催 | 浅草神社奉賛会 |
共催・協賛 | – |
関連サイト | https://www.asakusajinja.jp/sanjamatsuri/ |
ご注意
- 掲載されている情報は,本校執筆時点のものです。開催日,参加条件,参加費用などは誤りや変更により,実際と異なる場合がありますのでご留意ください。
- 自然災害の影響やその他諸事情により,祭りやイベントが中止・内容変更される場合があります。お出かけの際は,必ず最新の公式情報を確認ください。