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くらやみ祭り

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概要

毎年4月30日〜5月6日にかけて開催される大國魂神社の例大祭。武蔵国の「国府祭」が起源。室町時代の文書には「五月会」と記録があり,江戸中から見物人が多く訪れていたと伝わります。現在では,期間中は約70万人の人出で賑わい,「武蔵府中くらやみ祭」として東京都指定無形民俗文化財に指定されています。

基本情報

名称くらやみ祭り
開催場所大國魂神社
住所〒183-0023 東京都府中市宮町3丁目1
開催日毎年4月30日〜5月6日
内容■ 4月30
・品川海上禊祓式
 神職及び所役が汐盛講中の世話により、荏原神社(東京都品川区)から品川湊に赴き手や口を海水で身を清め,海水を樽にいれて持ち帰ります。古くは品川道を利用していました。「潮盛り」とも呼ばれる神事。

■ 5月1日
・祈晴祭
 大祭期間中の晴天と安全を祈願します。

■ 5月2日
・御鏡磨式
 神輿に付ける鏡8枚を塩で磨き清める儀式(現在は磨いた後本殿に納めます)。

■ 5月3日
・府中囃子の競演会(18:30頃〜)
 欅並木に山車が約10台出てはやし立てます。

・競馬式(20:00頃〜)
 旧甲州街道を一之駒から四之駒まで,4頭が200mの距離を3往復します。

■ 5月4日
・御綱祭(9:00〜)
 神輿に飾りの綱を掛けお祓いする祭典。御霊がお移りになる準備をします。

・萬燈大会(12:00〜)
 市内各町青年会が制作した花萬燈の出来映えやそれを操る者の技,力強さを競い合います。

・子供御輿お祓い(13:00〜)
 市内各町内の子供御輿が拝殿前に集まりお祓いを受け,参道からけやき並木へと町内を練り歩きます。

・山車行列(18:00〜21:00)
 市内各町から集まった22台の山車が囃子を競演しながら,大鳥居を中心に旧甲州街道を東西に巡行します。提灯の明かりに灯された山車が幻想的な世界をつくりあげます。

■ 5月5日(例大祭)
・例祭 (10:00〜)
 年中行事で最も重要な祭儀です。

・道清め(12:30〜)
 神輿・太鼓の通る道をお祓いして歩く儀式。参道から御旅所まで,ササラを手にした行列が交互に地面を叩きながらお祓いして進みます。

・太鼓送り込み(14:30〜)
 6張の大太鼓が太鼓講中や町内が神社まで送り込まれ,約1時間ほどの間、威勢良く打ち鳴らされます。

・動座祭(15:30〜)
 御霊を御本殿から神輿に移すため神前に報告する儀式。

・御霊遷の儀(17:20〜)
 御霊を御本殿から神輿に移す神事。

・神輿発御 (18:00〜)
 祭の最大の見所で,くらやみ祭のメイン。花火の合図とともに6張りの大太鼓が打ち鳴らされ,8基の神輿が本殿前お白州から御旅所に渡御します。この日の神輿渡御は「おいで」と呼ばれ,祭りの熱気は最高潮となります。

・神輿御旅所着御(21:15頃)
 最後発となる御霊宮の神幸行列が御旅所に着御します。

・やぶさめ式(22:30)
 御旅所で宮司が馬に乗り矢を射る神事。

■ 5月6日
・神輿御旅所発御(4:00〜)
 早朝午前4時に各神輿が御旅所を出発。大太鼓に導かれ町内を巡行したあと神社に還ります(神輿還御・おかえり)。19:30〜20:00には8基全ての神輿が神社境内に揃います。

・鎮座祭(21:00頃)
 還ってきた神輿から御霊を本殿に納め、無事大祭が終了した事を報告する祭典。くらやみ祭の終了となります。
最寄り駅京王線「府中駅」(南口)より徒歩5分
JR南武線「府中本町駅」より徒歩5分
JR武蔵野線「府中本町駅」より徒歩5分
主催大國魂神社
共催・協賛商中觀光協会
大國魂神社春餐会
関連サイトhttps://www.ookunitamajinja.or.jp/matsuri/5-kurayami.php
ご注意
  • 掲載されている情報は,本校執筆時点のものです。開催日,参加条件,参加費用などは誤りや変更により,実際と異なる場合がありますのでご留意ください。
  • 自然災害の影響やその他諸事情により,祭りやイベントが中止・内容変更される場合があります。お出かけの際は,必ず最新の公式情報を確認ください。

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