概要
眠らない街・新宿。その喧騒の中心にありながら、一歩足を踏み入れると静謐な空気に包まれる「花園神社」は、古くから新宿の総鎮守として親しまれてきました。毎年1月8日、この境内で執り行われるのが、新春の伝統行事である「湯の花神事(ゆのはなしんじ)」です。
炎で清め、湯で癒やす。花園神社の「どんど焼き」
一般的に「どんど焼き」や「左義長」と呼ばれるこの行事は、お正月にお迎えした歳神様をお見送りし、正月飾りや古い御守を焚き上げる神事です。しかし、花園神社の特徴は、ただ焚き上げるだけではありません。
「湯の花神事」は、その名の通りお焚き上げの浄火を使い湯を沸かす独特の儀式が行われます。凛と冷えた境内に立ち昇る真っ白な湯気は、まるで神様の生命力が形を成したかのよう。この「湯の花(湯気)」を浴びることで、一年の邪気を払い、清らかな心身で新しい年を過ごせると伝えられています。
神事の大きな楽しみの一つが、参拝者に振る舞われる特製の甘酒です。お焚き上げの火で沸かしたお湯を使い、丁寧に作られた甘酒は、冷え込む1月の空の下で最高のご馳走となります。
都会のオアシスで感じる季節の節目
会場となる花園神社は、東京メトロ「新宿三丁目駅」からすぐという好立地にあります。周辺には百貨店や飲食店がひしひしと並んでいますが、境内には鮮やかな朱色の社殿と豊かな緑が広がり、ここが巨大ターミナルのすぐそばであることを忘れさせてくれます。
ビジネス街の顔を持つ新宿らしく、スーツ姿の参拝者が古い御札を手に立ち寄る姿も多く見られ、現代の暮らしの中に伝統がしっかりと息づいている様子が伺えます。お焚き上げの炎がパチパチとはぜる音を聞きながら、新しい一年の抱負を心に刻む時間は、都会で働く人々にとっても大切な休息となるはずです。
神社へのアクセス
神社へのアクセスは、東京地下鉄丸ノ内線・副都心線・都営新宿線の「新宿三丁目駅」E2出口から徒歩0分と抜群の近さです。JR新宿駅からでも徒歩7分ほどで到着します。
神社に参拝した後は、新宿御苑まで足を伸ばして冬の庭園を散策したり、老舗の喫茶店で一息ついたりするのもおすすめですよ。都会の真ん中で執り行われる、熱い炎と温かい湯の神事。ぜひ一度、その清々しい空気を体感しに足を運んでみてください。
基本情報
| 名称 | 湯の花神事 |
|---|---|
| 開催場所 | 花園神社 |
| 住所 | 〒160-0022 東京都新宿区新宿5丁目17−3 |
| 開催日 | 毎年1月8日 |
| 最寄り駅 | 東京地下鉄丸の内線・東京地下鉄副都心線・都営地下鉄新宿線「新宿三丁目駅」(E2出口)より徒歩0分 JR山手線・JR中央線・小田急線・京王線「新宿駅」(東口)より徒歩7分 |
| 主催 | 花園神社 |
| 共催・協賛 | – |
| 関連サイト | http://www.hanazono-jinja.or.jp/ |
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