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徳丸北野神社田遊び

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概要

東京都板橋区徳丸。閑静な住宅街に佇む徳丸北野神社(徳丸天神)では、毎年2月11日の北野神社創建の日に、古式ゆかしい農耕儀礼が奉納されます。これが、国の重要無形民俗文化財に指定されている「板橋の田遊び」です。

「田遊び」とは、その年の豊作を祈願して、正月に一年間の稲作の行程を歌や舞で先取りして演じる「予祝(よしゅく)」の神事です。まだ寒さの残る境内で、夜の帳が下りる頃に始まるその儀式は、見る者を中世の農村へとタイムスリップさせてくれます。

由来と歴史:受け継がれる「1000年」の伝承

徳丸北野神社の田遊びの起源は古く、伝承によれば1000年以上前の創建時まで遡ると考えられています。かつてこの地が豊かな農村であった頃、厳しい冬の時期に「今年も無事に米が育ちますように」と神様に祈りを捧げたのが始まりです。

この祭事は、近隣の赤塚諏訪神社(2月13日開催)で行われるものと一対の文化財として、「板橋の田遊び」の名称で1976年に国の重要無形民俗文化財に指定されました。どちらも板橋が誇る至宝として、地元保存会の方々の手で大切に守り継がれています。

見どころ:独自の「唱え言葉」とユーモラスな所作

祭りの舞台となるのは、拝殿に設けられた「田」に見立てた舞台(田打ち棚)です。五穀豊穣のドラマとも言える20数種類の次第で構成され、「町歩しらべ」から始まり「倉入れ」まで、鍬(くわ)で田を耕す「田打ち」や、「種まき」「鳥追い」といった農作業を、独特の「唱え言葉」とともに再現します。

地域の雰囲気とアクセス

会場となる徳丸北野神社へは、東武東上線「東武練馬駅」から徒歩約15分。当日は駅周辺の賑やかさとは対照的に、神社の境内は松明(たいまつ)の灯りと古楽器の音色に包まれ、厳かな空気に満たされます。

東京23区内で、古き良き日本の農耕文化と人々の祈りの形に触れられる貴重な機会です。夜間は冷え込みますので、防寒対策を万全にして、幻想的な「田遊び」の世界をぜひ体感してみてください。

【参照文献】

基本情報

名称徳丸北野神社田遊び
開催場所徳丸北野神社(徳丸天神)
住所〒175-0083 東京都板橋区徳丸6丁目34−3
開催日毎年2月11日(午後6時から2時間程度)
最寄り駅東武東上線「東武練馬駅」より徒歩20分
都営地下鉄三田線「高島平駅」より徒歩20分
主催徳丸北野神社田遊び保存会
共催・協賛
関連サイトhttps://tokumarutenjin-kitanojinja.jimdofree.com
ご注意
  • 掲載されている情報は、本校執筆時点のものです。開催日、参加条件、参加費用などは誤りや変更により、実際と異なる場合がありますのでご留意ください。
  • 自然災害の影響やその他諸事情により、祭りやイベントが中止・内容変更される場合があります。お出かけの際は、必ず最新の公式情報を確認ください。

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