概要
新年が明け、お正月の賑わいが一段落した1月7日。東京・港区の愛宕山山頂に鎮座する愛宕神社では、一年の健康と家内安全を祈る新春の恒例行事「七草火焚き祭り(ななくさひたきまつり)」が執り行われます。神事は午前11時から始まり、都会の真ん中で伝統的な炎の儀式を間近に目にすることができます。
炎と七草の香りに包まれる神事
このお祭りの最大の見どころは、境内の一角で行われる「お焚き上げ」です。斎場では、氏子や参拝者が持ち寄った古い御札や御守が、神職の手によって焚き上げられます。高く燃え上がる炎は清々しく、その熱気を間近に感じると、身も心も浄化されるような心地がします。
同時に、神前には「春の七草」が供えられ、無病息災を祈念する神事が行われます。愛宕神社ではこの神事に合わせ、参拝者に七草粥が振る舞われることでも知られています(※先着順・なくなり次第終了)。冬の寒空の下、温かいお粥を口に運べば、体の芯からじんわりと温まり、新しい季節への活力が湧いてくることでしょう。
「出世の石段」を登って神域へ
愛宕神社といえば、標高26メートルの愛宕山に続く急勾配の石段「出世の石段」が有名です。ビジネス街の虎ノ門・神谷町エリアにありながら、一歩境内に足を踏み入れれば、そこには都会とは思えない静寂と豊かな緑が広がっています。なお、階段を登るのが不安な方は、境内脇のエレベーターを利用して山頂へ向かうことも可能です。
お祭り当日は、木々の向こうにそびえる高層ビル群を背景に、お焚き上げの煙が立ち昇るという、現代の東京らしいコントラストを楽しむことができます。仕事始めの時期とも重なるため、スーツ姿のビジネスパーソンが背筋を伸ばして参拝する姿も多く見られ、新年の決意を新たにするにはぴったりの雰囲気です。
アクセスと周辺の楽しみ方
アクセスは、東京メトロ日比谷線「神谷町駅」または「虎ノ門ヒルズ駅」から徒歩約5分と非常に良好です。参拝後は、再開発が進む虎ノ門エリアでモダンなランチを楽しんだり、増上寺や東京タワーまで足を伸ばして散策を楽しんだりするのもおすすめです。
凛とした冬の空気の中、伝統的な炎の儀式に触れ、七草粥で心身を整える。そんな一日の始まりを、愛宕神社で過ごしてみてはいかがでしょうか。
基本情報
| 名称 | 七草火焚き祭り |
|---|---|
| 開催場所 | 愛宕神社 |
| 住所 | 〒105-0002 東京都港区愛宕1丁目5−3 |
| 開催日 | 毎年1月7日 |
| 最寄り駅 | 東京地下鉄日比谷線「神谷町駅」より徒歩5分 東京地下鉄日比谷線「虎ノ門ヒルズ駅」より徒歩5分 東京地下鉄銀座線「虎ノ門駅」より徒歩8分 都営地下鉄都営三田線「御成門駅」より徒歩8分 |
| 主催 | 愛宕神社 |
| 共催・協賛 | – |
| 関連サイト | https://www.atago-jinja.com/ |
- 掲載されている情報は、本校執筆時点のものです。開催日、参加条件、参加費用などは誤りや変更により、実際と異なる場合がありますのでご留意ください。
- 自然災害の影響やその他諸事情により、祭りやイベントが中止・内容変更される場合があります。お出かけの際は、必ず最新の公式情報を確認ください。
