概要
新春の訪れを告げる、東京都青梅市の冬の風物詩「青梅だるま市」をご存じでしょうか。毎年1月12日に開催されるこのお祭りは、JR青梅駅前の旧青梅街道を舞台に、街中が鮮やかなだるまの赤色に染まる活気あふれる行事です。
歴史と由来:絹の市から「縁起物」の市へ
確かな記録はありませんが、その起源は文禄5年(1596年)頃とも、もしくは嘉吉元年(1441年)頃に始まった六斎市まで遡るといわれています。当時、この地域で盛んだった養蚕の繁栄を祈念して開かれた「蚕の市」が始まりです。江戸時代に入ると、養蚕の守り神として「だるま」が売られるようになり、時代の変化とともに現在の形へと発展していきました。かつては織物の街として栄えた青梅の記憶を、今に伝える貴重な伝統行事のひとつです。
お祭りの見どころと特徴
当日は、旧青梅街道が歩行者天国となり、200を超す露店が軒を連ねます(市公式では、露店224店、内だるま40店)。なかでも主役である「だるま」を扱う店では、大小さまざまなサイズのだるまが並び、威勢の良い掛け声が飛び交います。
この市で特に注目したいのが、住吉神社の境内で行われる「お焚き上げ(古だるま供養)」です。役目を終えた前年のだるまを感謝とともに火に返す光景は、非常に厳かで迫力があります。また、購入した新しいだるまにその場で「目入れ」をしてもらうのも、この日ならではの楽しみ方でしょう。
街の雰囲気とアクセス
会場となるJR青梅駅周辺は、昭和レトロな映画看板や古い建築物が残る、ノスタルジックな雰囲気が魅力のエリアです。お祭り当日は、歴史ある街並みと活気ある市が融合し、独特の情緒を醸し出します。
アクセスはJR青梅線「青梅駅」からすぐ。都心からの日帰り旅にもちょうど良い距離感です。冷え込みが厳しい季節ですので、温かい甘酒や地元グルメを片手に、お気に入りの「福」を探して歩いてみてはいかがでしょうか。
基本情報
| 名称 | 青梅だるま市 |
|---|---|
| 開催場所 | 青梅市内 旧青梅街道(住江町交差点から青梅文化交流センター交差点) |
| 住所 | – |
| 開催日 | 毎年1月12日 |
| 最寄り駅 | JR青梅線「青梅駅」より徒歩1分 |
| 主催 | 青梅だるま市保存会 |
| 共催・協賛 | – |
| 関連サイト | https://www.city.ome.tokyo.jp/site/omekanko/16651.html |
- 掲載されている情報は、本校執筆時点のものです。開催日、参加条件、参加費用などは誤りや変更により、実際と異なる場合がありますのでご留意ください。
- 自然災害の影響やその他諸事情により、祭りやイベントが中止・内容変更される場合があります。お出かけの際は、必ず最新の公式情報を確認ください。
